あ〜さんの音工房

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映画館はもうないのでシネコンで

 

 往年の日本映画も相次ぐ訃報で終了。これからはね、こういうのをシネコンで観るしかないのよね。



 恐竜だらけのテーマパークが実現し活況を呈しているが、遺伝子組み換えのスーパーザウルスが逃げ出してさあ大変てな話らしい。



 主演=恐竜てだけで持ち点5,000,000,000ポイントあるので、恐竜に羽が生えてないじゃないか最新の研究成果を反映させろよとか、どれだけ減点されようとも成功は判りきっているのがこのシリーズ。逆に面白おかしく出来なかったら全ての関係者が2度とこの業界で仕事出来ないことだろう。すでに前3作でやり尽くした感は拭えないので、どれだけ新鮮味を出せるかが勝負かな。『ゴジラ』もまずまずな出来だったらしいが、いよいよ本命のお出ましだ。なんのかんの言わず最新の映像技術を堪能するのがよろしかろう。


 シネコンて、チェーン店同様まるで個性がないので寂しい。場内もそれぞれ、音響もまちまち、客層もあからさまに違っていたその土地に根付いた『映画館』が懐かしい。ドンパチは新宿、恋愛ものは銀座など作品によって上映館を選ぶ楽しみがなくなってしまったよ。よもや邦画の名作を(出来れば新作で)『映画館』で観ることが、贅沢な望みになる日が来ようとは考えもしなかった。映画自体の凋落ぶりも目を覆いたくなるほどだし・・・。


 さてと、画面は小さいが音は大きい、でお馴染みの俺氏専用シアターで自宅ロードショーでもするとしようか。まだ観ぬ名作に期待しながらね。