あ〜さんの音工房

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初日

 

 昨夜すこしばかりうとうととしてしまったからか、今朝は5時前に目が覚めてしまった。もう眠れそうもないので音楽を聴いた。
 初めにヒラリー・ハーン独奏のバーバーとメイヤーの協奏曲がカップリングされたCDを。バーバーのこの曲は夏の初めのイメージを持っているので、ゴールデンウィークの始まりにも合いそうだ。良い曲、良い演奏。
 次はアンドラーシュ・シフが弾いたゴールドベルグ変奏曲。再録音されたこの盤は、ピアノで弾かれた「もうひとつのゴールドベルグ」の地位を確立しつつあるようだ。完全にテーゼと化したグールドの呪縛から逃れた、ピアノの本名である「ピアノフォルテ」の機能を活かした演奏で「コンサート・レコーディング」と記されている。実況録音なのか、リハーサルを含めたその日の記録から継ぎ接ぎしているのかは知らないが、この録音は演奏者の意図を100%伝えているのだろうか? どうも「ミスとは言えないミス」を内包しているように思えてならないのだが。声部の出し入れや強弱の付け方にほんの少しの意図していない場面がある95%の完成品ではないのだろうか。完璧を提示しているグールド盤に馴染んでいるからそう感じてしまうのかもしれないが。長めの残響の影響もあるかも。ポリフォニックな音楽には残響は必ずしも加担しない。美しい残響が大好きな人たちには好まれるのだろうけれど。観客の咳や、SN比を貶めている暗騒音も気になるところだ。ハミングや椅子の軋む音が盛大に入っているグールド盤だが、それらは本人に起因したノイズなので同列に考えることは出来ないだろう。
 だとしてもシフ盤は素晴らしく、この頃はこちらを聴く機会が多くなっていることも事実だ。ピアノで弾かれたこの曲の最も充実した録音のひとつ。実に楽しめる。


 7時過ぎからは洗濯を始めた。休みのうちに冬物を終ってしまいたい。合間には焼いた食パンをかじりながら、フード付きMA-1タイプやタンカースジャケットを洗った。M65フィールドジャケットやマフラーは明日にしよう。フリースはまだ出番があるかな。


 9時からはTOKYO FM で公開放送を聴き、編曲しながら暗譜をした。タレガが編曲したピアノ曲なのだが、どうも合点が行かない部分があったので、ピアノ譜を参照してみた。すると、その部分はベースの進行を変えてあったのだ。その他かなりギター向けに編曲してあることが解ったので、タレガの編曲を元にして自分の版を作ることにした。ギターのマエストロがピアノ曲をどのように料理したのか知る事は実に興味深い体験になるはず。大幅に音を減らさなければならないからね。どの音を残し、どれを外し、どう変更したのか。日々進めたい。


 昼にはスパゲッティを茹でた。和風梅味ソースをまぶしてみたが、すこし酸っぱい。


 午後は映画を観ることにした。以前から観たかったのだが機会を逃していた『リンダ リンダ リンダ』が動画サイト『GYAO!』にラインナップされていたので鑑賞。台詞過多で、演者に依存し、演出しまくっていたが、良かったよ。終盤の捲り方が見事だったね。笑えたしね。部活やめるとかなんとかより余程良かった。こんな面白おかしい作品を合法的にタダで観られるとは。ありがたいことだ。


 で、現在に至るわけだが、夕食はカレーを作ってあるのでそれにするとして、その後もう少し暗譜の確認をかねて練習をしようかと思っている。そして0時からは『ジェットストリーム』を聴きながら読書をする。今は志水辰夫の短編集『男坂』を読み進めている。今夜で終わるかな。そして『アヴァンティ』を聴きながら床に着くわけだ。はぁ、ゲームをしたりパチンコ屋へ出向いてお遊戯する時間が取れないな。あの人たちはなぜあんなに暇を持て余しているのだろうか? あんなことして有意義なんだろうか。意味が分からない。一生そんな時間はないね。残念だな(棒読み)。
 

 8.5連休の始まりだ。有意義に過ごしたい。皆も青春を謳歌して欲しい。くれぐれも清酒飲み過ぎて嘔吐しないようにね。