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　秋の気配が見え隠れする今日この頃。

　休みのうちに工作しようと、いつもとは違う遠い方のホームセンターへ向かった。

　スーパーがつくだけあって広くて品揃えは豊富だが、こちらも木材は芳しくない。工作人口の激減がそうさせているんだ。理由ははっきりしていて、デフレが進みアジアのどこか製の格安製品が激安価格で店頭に並ぶようになった為、簡単な日曜大工をしなくなったからだ。買った方が安いし。なので工作用の材はどんどん品薄になってしまった。今後も盛り返す事はないだろう。
　CDが溢れているので、それようのラックを作ろうと来たのだが良い材がない。なので予定を変更して狭い玄関を有効に使うための靴用の棚を作る事にした。

　どこにでもある安い建材を手ノコで裁断して、

　枠を作った。

　棚板は廃材を利用して、

　やはり手ノコで任意の長さに切りそろえて作る。

　こんな感じだ。なかなか良い雰囲気じゃなかろうか。

　靴を置いてみた。下のスペースは草刈りセットや灯油タンクをストックするよ。

　３時間ほどで出来上がり。涼しいうちに終える事が出来た。廃材を再利用したので2000円程度しかかからなかった。こんなサイズの棚いくらなんでもこの値段じゃ市販されていないだろう。天板をつければ更に大容量になるし。そもそもウチの玄関のスペースにぴったりな大きさの棚なんて売ってるはずないんだ。だから日曜大工に意味がある。時代遅れだとしてもね。
　

　今日は思案中の３つのうちのひとつの棚を作ったが、CDラックはいつになることやら。良い材は高いしな。あとはオーディオラックの増設もしたいのだが、これは妥協する気は毛頭ないので予算を取るよ。２度と作らなくて良いようにしたい。

　しかし測って、切って、ねじるだけの工作って味気ないな。玄関がかたついて良かったけれど。