あ〜さんの音工房

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あ〜さんぽ 紅葉の奥飛騨を少し

 

 今回も晴天に恵まれた。



 意気揚々と出かけたが、朝から人が多い。誰も彼も考える事は同じらしい。目的地奥飛騨へは長野側から登るが、途中で道路の拡張工事があり片側交互通行になっている所がある。



 こんな山中で渋滞だ。また山岳コースなのでここから先はトンネルだらけになる。幌車のみなさんは幌を下ろす事をお勧めする。


 さて今回の乗り物はロープウェイだ。


 新穂高温泉駅から




 しらかば平駅を経て西穂高口駅に向かう。



 上へ参ります。 



 ヒャッハー! 画像では伝えきれないスケール感。




 3本の鉄柱を通過するとそこそこ揺れます。



 こういう所の常として階段だらけだが、終点の西穂高口駅に着いたら展望台に昇らない訳には行かない。4階ですけど。だがこの大パノラマは見ないと。



 気温5度だがこの混雑。晴天で紅葉で気分爽快。シャッターを押してくれる係の人もいるので頼むのも良いだろう。


 清々したところで降りて食事にしよう。ケーブルカーは往路は後ろ、復路は前側に乗るのがお勧めだ。



 今回の昼食は和食を頂いた。



 季節の山菜や土地の名物、説明を受けないと解らない何やら。鮎の煮付けに和牛。最後にはもちろん飛騨牛もお出ましになるフルコースだ。



 たまにはこんな食事も良いかな。



 さあ温泉だ。下駄箱の鍵はナンバー式なので、4桁の番号を忘れないようにしよう。そして向かいにロッカーがあるが宿泊客用の設備なのか、大きな鞄などは入らない大きさだ。貴重品だけをここにしまって脱衣所に向かうことになりそうだ。
 脱衣所は明るく広くドレッサーまで用意されていて快適だ。大浴場の他に露天もあり、普通、熱め、寝湯に立ち湯とバラエティに富んでいる。ただ豪雪地帯故かがっつりと屋根付きだ。露天特有の開放感には乏しい。だが合間からは紅葉を望めたし悪くはなかった。



 さて時間まで散策しよう。なにせ今回はろくに歩けてないからな。階段は散々昇降したけれど。
 ホテルの裏手には川が流れていて(高原川かな)なかなか清々しい。



 ここまで標高があると流石に清流だ。癒されるねぇ。



 本当なら、しらかば平駅に設定されている自然散策路を歩きたい所だが、もろもろの事情で今回はなし。移動に時間を取られると楽しむ時間が少なくなってしまう・・・日帰りの限界を感じたな。周りの中高年のみなさんなんか、お土産を買いに来ているようなもんだしな。移動して買い物って・・・奥さん、旅行を楽しんでますか?



 それでも紅葉も温泉も享受出来たし良しとするか。落ち葉祭りじゃなくて良かったよ。



 しかし、こんな山の奥の奥でも平日にこの賑わいとは恐れ入った。外国人観光客もいたし。イマドキの観光地は英語、韓国語、中国語の表示は当たり前なんだな。大自然の集客力恐るべし。



 冬の声を聞く前にもう少し足を伸ばしたいところだが、どうなることやら。次回は近場をゆっくりと歩こうかな。