あ〜さんの音工房

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2015年を振り返ってみると・12月の索引

 

 どんな1年だったかを振り返るに、今年は何かと「始まった」と言える年だったのかと思う。例の詳しくは書けない懸案は、年を越すどころか来年中に終結するかどうかも解らない状況だし、ここ数年で葬式が立て続けにあるかもしれないし。
 野良クラシックギタリストとして復帰したのも「始まった」と言えるだろうし、散歩を目的地まで行って始めた『あ〜さんぽ』もそうだろうし。


 始めているのに終わらなかったのが『ケータイ大喜利』への投稿だ。これが本当に思いつかない。いくら考えても駄目なので投稿も出来ない。だが諦めるのはまだ早い。粘れば向いているお題も巡って来るかもと希望を持ってまた来年。



2015年12月05日 『村治奏一ギターリサイタル@蔵シック館』の打ち合わせ


      07日 良いことも、悪いことも


      15日 不届き千万


      19日 到来の冬将軍


      27日 村治奏一@蔵シック館 顛末記


      30日 '15・12月の索引



 当ブログを読み返してみると、見たり聴いたり読んだりと、何かと音楽絡んで過ごしていたようだ。オーディオ機器も増々好調でありがたいし。



 使い始めて半年になろうとしているデンオン『DCD-3500G』はこれまで使って来たCDプレイヤーのなかでもっとも正確に信号を出力していると感じている。聴き初めは冷たいとかデジタル臭いと思う人もいるかもしれないが、それは雑味が無く洗練されているからで、ディスクに刻み込まれた信号が見えるがごとく再生されている。『Tuned by 長岡鉄男』は伊達じゃない。もう知らない人も多いかと思うので、この機器の成り立ちについて少し書き記しておこう。
 同社のフラッグシップモデルだった『DCD-3500G』は、当時の慣例に漏れず市販前に『方舟』に持ち込まれているが「手作り試作機を2回、量産試作機を2回」テストしていることが某紙で公表されてた。このことは少なくとも3度に渡ってデンオン長岡鉄男氏の指導によりチューニングを施したことを示している。なぜメーカーは批評家や評論家などの声を聞かずに「最高の技術で作り上げました。各測定値も過去最高の数値を叩き出しています。さあ、買って下さい」と言えないのか? メーカーの技術者は「官能評価」が出来ないからだ。だから技術・測定値ともに最高でも「音質」が最高だと言い切れないのだ。聴いても判らないんだよ。だからバブル絶頂期にフラッグシップとして開発され、金と時間と情熱を潤沢に注ぎ込んだこの機器も『方舟』で長岡氏の指示を仰いだのだ。そして長岡氏のお墨付きとなった2回目の量産試作機は当然のごとく『方舟』に納められ、ピュアオーディオシステムのリファレンス機となった(『方舟』のメインシステムはAV用)。そしてその座をティアック『VRDS-25XS』に譲ったあとも『方舟』に残されたのだった。
 ちなみに当方の現用プリメインアンプ、トリオ『KA-7300』も「歴史的名機」として『方舟』に運び込まれており『DCD-3500G』と共に主なき後まで残されたのである。従って『DCD-3500G』→『KA-7300』→『自作ウォルフガング(スワン型バックロード)』が好調なのも当然と言えば当然と言えるのだ。


 そんなこんなでYou Tube のチャンネル登録者が20名になっていた。投稿すると20名には鑑賞してもらえるようだ。ありがたいことだ。未だにあの3曲を弾き込んでいるのだが、録画には至らないでいる。次はタレガの『マリエッタ』をと考えているのだが、上手く弾けないのだ。つい2、3日前にも運指を変えてみたばかりだ。この休みに仕上げて次の曲に進みたいのだが、どうなることやら。
 コラボの誘いも来てるんだけどね、エレキを弾いていないし英語がね・・・来年も断っちゃうんだろな。


 読書も面白く読んだのは音楽絡みの作品だったな。ポール・アダムの2作とかね。


http://d.hatena.ne.jp/akeyno/20150215/p1


 これも良かったね。


http://d.hatena.ne.jp/akeyno/20150314/p1


 今年書いた2編の『あ〜さんの昔話』は読み返してみたが良い出来だ。カテゴリ別だとこれが1番充実していると言えるだろう。自分で言うのもなんだが良く書けているな。


http://d.hatena.ne.jp/akeyno/searchdiary?word=%2A%5B%A4%A2%A1%C1%A4%B5%A4%F3%A4%CE%C0%CE%CF%C3%5D


 そして年末自宅シアター上映予定作はこれ ↓



 双方とも長いんでね、この機会にじっくり鑑賞したい。


 今年もまあまあな感じで過ごせたかな。先日の村治奏一氏の演奏会で久しぶりに会った先達とも「まあまあが一番。細く長くだな」と納得し合った次第。多幸が降り注ぐような日々でなくとも、悪くない日々ならそれで結構。小さな幸せがたまにあれば尚よしだ。


 さて、来年は健康に過ごすことを第一に考えたい。お出かけ散歩は諏訪湖周回を恒例にしたい。季節ごとに4回出来れば良いが、春夏秋の3回は出向きたいところだ。近場や地方も機会があれば巡ってみたいが、行く行くは琵琶湖をと考えている。車を乗り換えたら是非出向きたいところだが、ぼちぼち情報収集を始めておこうかな。車の乗り換え妄想も続けよう。


 これで今年の『あ〜さんの音工房』は店じまい。みなさん、よいお年をお迎えください。また来年お会いしましょう。