シャコンヌへの道 その4
地道に進めている『シャコンヌ』への取り組み。この3連休はマイナーパートのアルペジオを考えたい。
初めの8小節はこのパターン。何故だかプロ・アマ問わずギタリストの皆さんはこのパターンで最後まで押し通してしまうが、ヴァイオリニストは何度かパターンを変えるのが普通だ。なのでこの曲を弾くのであればいくつかのパターンを弾き分けると決めていた。
97小節目からはこれ。ここまでは誰でも思いつくし、そう弾いている人もいるだろう。問題は105小節から先だ。ここは1拍に6音弾こうと思う。そして114小節からの8小節であと2回変えてみようかと思案している。どうなるかは解らないが、弾けなければ仕方ないので弾けるパターンでアルペジオの終わりに向けて出来るだけ盛り上げたい。
この直前のスケールもアルペジオにも高音が出て来るが、鳴らすのに苦労している。どうも上手く行かない。弾けるんだけど1音1音が鳴らないんだ。高いポジションでなければ問題なく鳴るんだけどな。楽器のせいに出来ないし。何かしらコツが有るはずだ。見つけたい。
この部分の後はスケールだが、難しくはなさそうだ。なので次の連休までには暗譜を終了出来るかもしれない。どう転んでも11月中には終る。その後は通し稽古と「危機回避能力」の向上が主題になる。このアルペジオが山場だ。なんとか良い塩梅に乗り越えなければ。諦めないぞ。