あ〜さんの音工房

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第1回商談

 


 昨夜は驚くほど眠れなかった。まるで遠足の前日の小学生のように。どんだけ楽しみなんだよ。体は嘘をつかないよねぇ。

 


 NDロードスターの試乗をして来た(3年6ヶ月振り2回目)。マイナーチェンジしてからは初めてだ。



 具体的な商談を含む今回は2時間を越えることとなった。有意義だったし、やはり次期マイカーはこの車しか無いとの思いを強くしたのだった。



 悪名高い「マツダコネクト」もまあまあな状況になったそうだし、来年にはさらにバージョンアップされるそうなので、大きな問題は無くなることだろう。スマホをUSBで繋いでディスプレイ出来るそうだし。



 発売直後の試乗で「100点満点中5億点」だと評したが、今回もそれは変わる事が無かった。この車の美点を挙げて行こう。


 まずは見て解る通り美麗極まりないエクステリアデザインだ。何度見ても惚れ惚れする。そして機能的で洗練されたインテリアデザイン。質感は今ひとつではあるが、レクサスじゃないのでね。問題ではない。どうしても改善したいのならばオプションが用意されている。
 運転席に納まってまず感じるのはシートの優秀さだ。特にシートバックは背中全体を包み込んで心地よい。個人的にはオーダーしたのかと思えるほどぴったりだ。そしてマイナーチェンジの目玉であるテレスコープ可能になったステアリングのおかげで、より完全な運転姿勢がとれる様になったのは非常に大きい。これにより自然な姿勢でストレスなく運転出来るようになった。1速にシフトする時も肩がシートから離れず、ステアリングを操作する時も12時の位置で手が伸び切る事もない。無論ペダルを操作する足もジャストな距離を保てる。さらにはフットレストの角度も完璧で違和感が無く楽に左足を置ける。大抵の車種のフットレストは、角度が浅く踏ん張り切れない物がほとんどだが(角度がきついと足首に負担がかかるためですが)NDロードスターの角度は実に適切だ。
 軽く、幅を狭く、フィーリングの良い物を求めた末、サプライヤーから買わずにマツダ内製で作り上げた「どうかしてる」6速ミッションは、操作する度に喜びと快楽をもたらし、よりバランスを求めるために開発されたフルカウンターの鍛造クランクシャフト、軽量フライホイール、極限まで無駄を省いた軽量ピストンなど「どうかしてる」専用パーツからもたらされるエンジンフィールは上々。そして、これ以上改善の余地はないと思えるほど機能性の高い幌を開け放った時の開放感は、何物にも代え難いNDロードスターの独壇場だ。


 解っていたことだが、この車はあまりにユニークな存在であるが故、代わりは有り得ないのだった。そもそも「100点満点中5億点」の車は、少なくとも貧困層でも手の届く範囲ではNDロードスター以外にはない。「どうかしてる」人たちが作り上げた「どうかしてる」車なのだ。この車を買うことは「どうかしてる」みなさんと「志」を共有すると言う事だ。この「志」の高さこそが何物にも代え難いのだ。



 気分が上がる「新車御見積計算書」。余計な道路サービス関連費用、パックDEメンテ、延長保証、希望ナンバー申請費用、納車費用を差し引いて、さらに値引きが期待出来るなら300万で納まりそうだ。オプション色、ナビ用SDカード、ETC、防錆アンダーコーティング含んでもだ。



 盛り上がって参りました次期マイカーの選定作業。来年の8月から購入に動く予定だ。1年後にはNDロードスターが愛車になっていることを熱望する。まずは根回しまで。