あ〜さんの音工房

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再掲載祭り=2015年02月09日分

初夢

 こんな夢を見た。

 

 どうやら『バッファロー・ドーター』のみなさんが自宅まで訪ねてくれる事になったらしく、窓から下を覗いてみると既に3人が来ていた。上がってくれよと声を掛けるが、そこでここは以前暮らしていた『307号室』なのだと気付いた。ただしとても広い。私は自分の机の横に座っているが、6畳部屋のはずが20畳くらいある。懐かしいがなんでこんなに広いんだ、と不思議に思っているうちに素子ちゃんだけがやって来て2人でお茶を飲んでいるようだ。誰が煎れてくれたのかはわからない。

 突然場面は変わり、私たちは坂を下っている。ここは今の住まいの近所だ。道路を横断しようとすると、乾いたエンジン音が響く。どうやらあまり調子がよくなさそうだ。見ると左手からジムニーが白煙を上げながら現れたので、私は素子ちゃんの前に手をかざして通り過ぎるのを待った。我々は素子ちゃんが空腹を訴えたので、近所の温泉施設の食堂へ向かうことにしたらしい。2人は仲良く肩を組んでいるが、素子ちゃんの背丈が伸びたり縮んだりしているようでどうも歩き辛い。私の背丈が変わっているのかも知れないがはっきりとしない。

 食堂も何故かとても広くなっていて、L字型のカウンターが奥まで続いている。席に着きたいが、人が多く空いていない。どうやら葬式があったようだ。端まで行ってから折り返すと、空席が見つかって座った。カウンターには透明な窓があり開いていた。2人で何を頼もうかと話していると、中から気の良さそうなおばさんが顔を覗かせ「なんでもあるよ」と言った。私は即座にカツ丼をくれとオーダーすると、素子ちゃんもカツ丼を頼んだ。待っている間に手を洗って来ると私が席を立つと、そこで夢は終わった。

 

 基本的に夢は見ない。見たとしてもすぐに忘れてしまうらしいので覚えていないのだが、今朝のこの夢ははっきりとしていた。いつものことだが、視点は私の目ではなく第3者のものだ。私は自分の全身が見えている。これが普通なのかどうなのかは知らないが、いつもこうだ。

 もう2月になっているが今年初めて見た夢なので初夢ってことにしておこう。富士山も鷹も出てこなかったし、茄子の天ぷらを食べることもなかったが、カツ丼が出て来たので良しとしよう。きっと前回も投稿したのにかすりもしなかった『ケータイ大喜利』の放送作家の皆さんに勝つか、始まってしまったらしい『第三次世界大戦』に勝つかするのだろう。個人で勝っても亡国では何の意味もないが負けるよりは良いか。

 

 さてさて、何か良い事が起こる前触れだと良いのだけれど。夢判断じゃどう出るのかね。良い夢だったんだろ、ジークムントじいさん?