風の強い土曜日に
やって来ました諏訪湖(今年初)。
晴れて何より。だが今回は歩きに来た訳ではないのです。
『日本電産サンキョーオルゴール記念館 すわのね』にて催された「第22回すわのねコンサート〜河野智美ギターリサイタル」に足を運んだのでした。
いつものおじさんを工房の前で拾い、若いおじさんと諏訪で待ち合わせてまずは腹ごしらえ。つけ麺の人気店に向かいます。見た目ごまだれの様なたれに、太麺を浸してかき込んで『すわのね』に到着。
偏にオルゴールと言ってもいろいろな物がありますな。
おじさんたちも興味津々ですな。
時節柄、変わり雛の展示もありました。
そうこうしている内に開演です。
最前列で鑑賞出来ましたが、マイクを立てていて音色的には残念なことに。使用楽器は今井でした。このギター、会場に対して充分な音量があったので、オルゴールとの競演のためのマイクだったのかもしれません。確かにバランス良く聴こえましたけれど。
演奏は爪が長かった(付け爪?)割には楽器の音色を引き出していましたし、丁寧な印象を持ちました。端的だったのは「アルハンブラ宮殿の思い出」で、旋律の装飾をきちんと演奏していた事です。速度自体を緩やかな設定にしていたこともありましたが、珍しいほどきちんと装飾していましたね。
大盛況のなか終演です。私が最近注目していた2人のギタリストの内の1人が確認出来て有意義でした。ちなみにもう1人は益田正洋氏です。
諏訪大社下社秋宮のすぐそばだったので、終演後足を運ぶ事に。すると、ここで若い方のおじさんがフィルムカメラを取り出しました。
「ニコンF3ですよ。買っちゃいました」。ゆとりがあるって素晴らしい。沼にハマらないようにね。
しかし、でっかいしめ縄ですな。
狛犬もでっかい。
これが御柱ですか。やはり、でっかい。
天変地異に見舞われませんように。よろしくどうぞ。
帰りはどこ走っても混み合っていますな。
諏訪湖も曇って冷たい風が強い。
来月末には周回に来たいところですが、どうなることやら。
いつものおじさんに運転を代わると、なぜか山道に。
やっと広い道に出ると
こちらも有名店、自家焙煎でお馴染みのコーヒー豆屋さん『三澤珈琲』に到着。私には挽く術がないからね。見るだけだ。「豆をプレゼントするよ」。だから挽く術がね。「ミルを買いたまえ」。店に展示してあるけど5千円は下らないぞ。「ミルを買いたまえ」。うーん、この機会に導入しますか。遅かれ早かれそうなるんだし。
しかし土曜の午後とは言えひっきりなしにお客が来ますな。つけ麺屋といいコーヒー豆屋といい、これが人気店て物か。不景気知らずで何より。こうありたいですな。
アンティグアのラ・タシータ農園製だってさ。どんな物かとくんくんしてみたが、完全に密閉されていて何も香らず(当然か)。
あれ以来、日に2度3度とハンドドリップしてますけど、なかなか味が安定しないんで(主にケトルの太い注ぎ口のため。そのはず)豆に凝る前にもう少し練習したいんですけどね。買いますか、ミル。まだ沼じゃないよね。「俺の一杯」には程遠いけれど。
いろいろな収穫があった風の強い土曜日でした。めでたし、めでたし。