磁力付きドレンボルトに鉄粉は付くのか？

　天候が優れない。今日も雨、特に午後からは大雨の予報なので、朝からオイル交換だ。

　今回はオイルフィルターとドレンボルトも交換する。

　このドレンボルト、磁力があって鉄粉を吸着させるらしいが、そんな需要あるのか？　仮にエンジン内部の摩擦等によりオイル中に鉄粉が混ざったとして、それら不純物はオイルフィルターで捕らえられるのだから、ドレンボルトの先に取り付く事なんて無いはずだ。

　オイルパンから吸い上げられたオイルは、各部を経由して、オイルフィルターを通った後に、オイルパンに戻るのだから、鉄粉があったとしてもオイルパンにあるドレンボルトに辿り着く理由は無いはずだ。オイルパンで鉄粉が発生する可能性は無いし、それでも鉄粉がドレンボルトの先に付くとしたら、オイルフィルターが機能していないってことになるだろう。フィルターをかいくぐる程細かいなら有り得るのか？　じっちゃんの名にかけて解明したい。

　そのフィルターを外してみたら、用意したものとサイズが違う。真下から取り付けるタイプなので、長さの違いは問題ないけれど。それにしても強固に取り付けられていて参った。フィルターレンチで挑んだが、苦労した。そこまで締め付けなくても良かろうに。

　なぜこんな酔狂なものを取り付けてみたかと言うと、後学の為に実験してみたかったからだ。国内メーカーの品だと1,500円は下らないが、送料込みで300円で手に入ったからでもある。もしもこれが鉄粉に塗れたとしたら、新車には早々に取り付けるべきだが、そんな事無いから純正のドレンボルトにはこんな機能は付いていないのだ。そのはずだ。答えは次のオイル交換時、８月の末に解る。真実はいつもひとつ！