あ〜さんぽ 河口湖をぐるりと1周
真暗いうちに出発。
夜明けに到着。
車中泊組もいるようだ。
ここはセブンと
ファミマが並んでいるからかな。
やわらかな蒸しケーキと暖かな缶コーヒーを食す。歩く前はいつも軽く食べてます。
湖畔に出ると
朝焼けの富士山。
この辺りは湖畔に歩道が設けられていたが
いきなりこの光景。
圧倒的じゃないか。
デカめのピラミッドよりインパクトあるだろ。ピラミッド見た事ないけど。
この光景に桜がトッピングされたら悶絶必死。
その威容が、ここまで凄いとは思いもしなかった。
諏訪湖でチラ見する富士山は「かっけー、超ラッキー」くらいにしか思わなかったが、ここ河口湖で間近に見る富士山は、気高く、美麗であり、そして何より生々しい。これは彼方から拝んでいたのでは解らなかった事だ。いまさらながらその姿に震撼した次第。ピラミッドなんざ束になったって足下にも及ばないだろう。ピラミッド見た事ないけど。
歩道は常に湖畔にある訳ではないし、この様に整備されている訳でもない。
トンネルの脇の、おそらく旧道を進めば
絶景。
ね。
そりゃ早朝から観光客いるわな。
さらに進めば
逆さ富士ゾーンへ。
多少ブレてますけど。
ぐるりと1周する間に三十六景いけそうな勢いだ。
そりゃ崖にも建てちゃうよね。
だって
絶景なんだもの。
俄然やる気が出て参りました。
車道の際を歩こうとも。
おっちゃん達
お仕事お疲れ様。
いずれこんな感じに出来上がることを期待していますぜ。
富士を拝みながら仕事出来て良いなぁ、なんて思いきや
地元のみなさんにとっては
日常なのよね。
富士山のある日常かぁ。なんて考えている間に
歩道が復帰。ありがてぇ。
天気も良いし。
島に
すすきをトッピングと。はぁ、なにやっても絵になるねぇ。
車道の際を歩いていても
この通り。よ、千両役者。
この辺りは歩道があったりなかったり。ランナー数名、歩行者見当たらず。
交通量も少ないので、なんとか問題なし。真冬の平日だしね。
ハイシーズンはどうなんだろか。
懐かしの公衆電話ボックスを過ぎると
歩道がお出ましになるが
どうも河口湖ではこれを「ウォーキングトレイル」と呼んでいる様子。
カッコいいが、車道からどう入って行くのか解り辛い箇所がある。しかも荒れ放題。この辺りにはランナーも歩行者もいるのだから、整備して欲しいところだ。
そして富士山をロスト。道路の脇の山(岩?)の背が高くて隠れてしまった。
浅間神社を越えると、ひょっこり。神社は絶景のパワースポットだそうな。
河口湖は水が綺麗だ。
だからって何でも上手く行くとは限らないみたい。兵どもが夢の後ってか。
放置車両の多さにもびっくり。10台ほど見かけたが
一番酷かったのが、これ。
道路脇に放置。嘘だろ旧規格の軽じゃんか。いつからあんだよ。
恐らくだけど
山梨県で
一番富士山が映えてる公園はココ。八木崎公園。
ね、じっちゃん達。えげつない程のロケーションなのよ。マジで感動するレベル。
朝、富士山の手前に映り込んでいた橋がこれ。河口湖大橋。琵琶湖にもあったね、大橋。諏訪湖にはないのよね。
かちかち山のロープウェイ。
えげつない角度よね。この上も絶景だそうな。
何景撮れたか知らんけど
一日中の好天。ありがたい。
結局お昼を食べず終い。寄ったけどやってなかったのよ、目当ての定食屋さん。途中でも何件か「お休みさせて頂きます」。東京と境を接しているのに安全地域でお馴染みの山梨でさえこれか。こんな時勢だから仕方ないとは言えども、何かと世知辛い。
ファミマでペイ。朝はセブンだったんでね。帰る前に何か食べなきゃ。
ここで食べれば全然残念じゃない。
それどころか箸が進むなぁ(バーガー食べてますけど)。安全だしね。
日本一の名に恥じない絵になる男「富士山」と、富士五湖ヒエラルキーの頂点に君臨する「河口湖」のタッグは最高だった。これなら例え富士山が雲隠れしていても悪くはないが、五湖中最も早く開発されたにしては未だに周回歩道が整備されていないのは解せないところだ。需要がないのか? 需要を見込んでの「ウォーキングトレイル」なんだろうに作って放ったらかしてどうしたいのだろか?
解せないと言えば、山中湖同様お化け屋敷的な廃屋が点在していたのは仕方ないとして、廃車があれほど放置されていたのは驚きだった。流行ってんのか?
周回するに当たって最大の問題は公衆トイレかな。歩道の無い辺りはトイレも無い。もちろんコンビニなどお店も無い。釣り人用のトイレならポツポツあるにはあるけどね。
単独峰の男気と、しなやかな稜線の美しさ。これぞスターの佇まい。富士山最高かよ。
さよなら、富士山。また会う日まで。
ただいま、遠くの山々。ずいぶん白いのね。
お疲れ、ねずみ号。良い旅だったな。
そして、今になっての豪雨である。2月ですけど。
普段の行いって大事よね。めでたし、めでたし。