バッハだって弾いてみたい
弾いてみたけど、なんか違う。てか何か足りない。
以前手をつけていたのは無伴奏パルティータ1番のサラバンド、2番のシャコンヌ、3番のロンド形式のガヴォットなど。すべて自分で編曲して楽しんでいた。無伴奏チェロのほうは5番を全曲編曲したが、ほったらかし。大変勉強にはなったけれど。
今回は取り組み易いパルティータ第1番BWV1002からサラバンドを弾いてみたが、何か違う。ミスはあるにせよ技術的に不足しているわけでもなく、おおよそ自分の考え(解釈)通り弾けているのだが、なんだろうこの「それじゃない感」は。『ラグリマ』を弾いた時には思いもしなかったことだ。野良ギタリストに「楽聖」の敷居は高すぎるのか?
以前は無闇矢鱈に楽しんでいたので、録画してみて初めて気がついた。何かが違う。何かが足りない。演奏中にはノイズを含めた全ての音を把握している。録画を見ても全くその通りなのに、なぜだ。演奏の最中はハイになっているので、見落としているものでもあるのか?
考えても答えが出ないのでプロのバッハ演奏を聴いてきます。安永徹氏が1番のヴァイオリン協奏曲を弾いてくれるので、なにか見つかるかも。野良ギタリストだってバッハを弾いてみたい。この違和感の元を見つけなくては。