コンデジこんにちは

　2007年６月に自宅でパソコン使える環境を持った時に、導入したデジタルカメラ『パナソニック　ルミックスDMC-FS1』は、初めてのデジカメだったし、久しぶりに手にしたカメラでもあった。
　いつの間にこんなに便利になったんだ、これがデジタルの威力か圧倒的じゃないかなどと昭和育ちのおじさんはおののいた訳だが、使っているうちに不満も出て来た。

不満点その１　ズーム

　みなさんご存知のとおり風景を撮る事が多いので、もっと望遠機能が欲しい。遠くの鳥とか撮りたいし。それと接写を試みるといまひとつ近づけないし、離れてズームしてもボケてしまう。これはなんとかしたい。

不満点その２　音声

　ムービーは必要ないのでデジカメで賄いたいが、今のは音声がモノラルなのだ。多くを期待しないが、ステレオで録音出来る物はないのだろうか？
　今よりズーム出来て、音声がステレオで録音出来て、コストパフォーマンスが高いもの。それが希望だ。

　この７年でデジカメも様々になり、コンパクトデジタルカメラは「コンデジ」、デジタル一眼カメラは「デジイチ」などと呼ばれているようだ。スマホ付属カメラが発展し、コンデジの存在価値が薄れている今、狙い目なんじゃなかろうか。この機会に買い替えてみよう。
　価格はかなり下がっていて、エントリーモデルは１万円を切っている。私が求める脱エントリーモデルが２万前後。コンデジのハイエンドは３万超だ。画質に拘りはないので、コスパ重視で脱エントリーの型落ちを探す。

　で、見つけたのがこれ ↓

　カシオ　エクシリムEX-ZR700だ。現行型ZR-800との違いは「タイムラプス」機能がない位。エンジン一緒。ズームも一緒。なのに価格差６千円。迷わずこちらをクリックした。
　

　まず見た目が良いね。しかもメカとしての楽しみもあるんだ。

　飛び出るフラッシュ ↓

　伸びるレンズ ↓

　いいね。楽しいね。

　こんなにナイスなコンデジ+SDHC16GBが１万３千500円。安すぎないか？　またしてもどこかの国の貧困層（実質的には奴隷ですが）から搾取してしまった訳だが、いかんとは思いつつもその恩恵を受けなければ成り立たない暮らしをしているのだった。安くて良い買い物は手放しで喜べないと判っていても、そうせざるを得ないのが現実なのだ。脱搾取（奴隷に依存しない暮らしへの一歩ですが）は衣類では始まっているが、家電は最早難しいだろう。個人レベルでどうこう出来るものではないし・・・。

　ようこそZR-700。どんなパフォーマンスをしてくれるのかは追々。