あ〜さんの音工房

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再掲載祭り=2014年03月26日分

JASRACでグッドラック

 

 見慣れない宛先からメールが来ていた。

 

「拝啓 突然のメールで失礼いたします。日本音楽著作権協会JASRAC)広報部の◯◯と申します」

 

 じ、JASRACだと!? これはいかん、エロ動画を無法にダウンロードしたのがバレたに違いないと察して、土下座の準備をしながら読み進めると、

 

「過日は、JASRACホームページのコンテンツ「作家で聴く音楽」山川啓介さんのインタビューをお読みいただき、またアンケートにお答えいただき、ありがとうございました。以下のプレゼントに当選されましたので、お知らせいたします」

 

 なんと、びっくり。以前応募したプレゼントの当選の知らせだったのだ。

 

 私は生まれてこの方数回しかプレゼントに応募したことはないし、それも必ず送られて来ることでお馴染みの「全員プレゼント」ばかりなので、抽選で当選した事など覚えがない。その私がなぜそうしたかというと、アンケートに答えるのが主だったからだ。

 先月のことだ。ネットしていると、JASRACが広告を出していて「山川啓介インタビュー」とあった。私は山川氏が素晴らしい作詞家であることを知っていたので(以前記事で言及している。新参読者の方はこちらへ ↓)クリックしてホームーページへ飛んだ。

 

http://akeyno.seesaa.net/article/390791134.html

 

 思いの外長文のインタビュー記事を読み終えると、アンケートにご協力下さいとあり、いくつかの項目が設定されていた。その中に「JASRACに言いたい事ある?」という設問があったのだ(もう少し固い物言いでしたが)。私は制限文字数一杯まで書いた。こんな内容を。

 今は各動画サイトにテレビ・ラジオ番組が丸ごと投稿されている時勢だ。映画やコンサート映像も然り。著作権利者でない者がアップロードしていて、世界中の人々が無料でそれを享受しているのだ(字幕が付けられているものも少なくない)。そして守られるべき権利者までもが、それを利用しているのが実情だ。各放送局・映画会社などは、適切な画質・音質で、早送りや削除出来ない広告を付随させて、自らのサーバで無料配信するべきではないのか。そして、どうしてもそう出来ない作品は、投稿されたはじから迅速に削除する対応をとるべきだろう・・・といった事を書いた。また、インタビュー記事に対しても、山川氏の人となりに接する事が出来有意義だったが、名作テレビドラマの主題曲の作詞に関しては、なんの言及もなかったので残念に思った、と素直に書いた。そう、私はアンケートに批判的な事ばかり書き綴ったのだ。だから3種類・各2名の、しみったれた数量のプレゼントに(失礼)当選するなど思いも寄らなかった。本当にびっくり。

 

 まさか応募総数が6名だったとは思えないし、アンケート内容を読み込んだ上での「厳正なる抽選の結果」なのだろうから、これはブログを続けて来たことによる、着想や文章力が功を奏した初めての例だと思いたい。文章で商品稼ぎが出来たのだ。しめしめ。ちなみに獲得商品はCD『NHKおかあさんといっしょ メモリアルアルバム~北風小僧の寒太郎/バナナのおやこ~』だ。到着したらまた報告しよう。たのしみ楽しみ。