あ〜さんの音工房

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沼が近い

 ミルが届きました。

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 凝ると切りがないから、安くて便利そうな奴にしたよ。挽いても違いが解らないかもだし、飲む度に挽くのが面倒になって粉に戻るかもしれないからさ。

 豆は挽いていないつってんのに「じゃ、ミルを買いなされ」と半ば強引に豆をプレゼントされたわけだが、あのおじさんはちょいちょいブルジョワ発言するよな。「トーレスを買えなければフレタを買えばいいじゃない」みたいなを事をさ(説明しよう! トーレスクラシックギターで、バイオリンに例えるとストラド相当の名器の代名詞。クラギで唯一数千万単位の値が付く。一方フレタは杉の表面板で最高の音色を実現した500万は下らないプロレタリアには無縁の名器なのだ!)。まったく、どこのアントワネットだよ・・・買いましたけどね、ミル。

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 早速頂戴した豆を挽いてみるとするか。おぉ、密閉されていた袋を開封しただけで香ばしさが鼻腔をくすぐるぞ。まずミルの粗さを調節してと。こんなもんかな。挽くと更に芳ばしさが増して、なんとも期待が高まるな。この手回しミル、細身でしっかりと握れるからか、それほど力を入れずにハンドルを回せるぞ。メモリが切ってあるからそこまで挽いてみよう。

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 お湯の注ぎは慎重にして、豆のドームを上手いこと作りたいぞ。何せぺしゃんこになると敗北感が凄いからな。上手くドーミング出来ると達成感に満たされるし、味も美味しく感じるんだよね。理由は不明だけども。

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 ペーパーフィルターは試行錯誤の末「あさがお折り」にしている。こうするとドリッパーにフィットしていい感じなんだ。浮いているとよろしくないと思うんだよね。

  味は、まろやかで飲みやすい。こくもあり味わい深いね。それに品の良い香りがする。

 さて今後は「普段飲み」する豆と「贅沢飲み」する豆とを使い分けなければならないぞ。100g500円もするような豆を使い続ける経済力はないからな。まずは安くて好みの豆を見つけなければなるまいよ。豆の量をケチることの無いようにしたいからね。せっかく手間ひまかけるんだから、普段飲みでも出来るだけ美味しく淹れたいものね。

 まだ沼じゃないはず。だいぶ近づいて来た気はするけども。