あ〜さんの音工房

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’19・4月の索引

 桜も終ってしまったが、まだ寒い。

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2019年04月01日 トミカのディーノ246GTが凄い

     02日 トミカのEG9 香港エディション

     03日 トミカのF40は開く開く

     06日 あ〜さんぽ 諏訪湖は冬と春の狭間

     07日 『ソナチネ』への道 その3

     13日 冬を押し返せ

     28日 冬が居座っている

     30日 '19・4月の索引

 

 日帰り温泉で体を洗っていたら「ちゃりちゃりーん」と音がして、何かが後ろを滑って行った。手首に付けていて外れたのだろうか、どうやら誰かがロッカーの鍵を投げてしまったようだ。少しして、入れ墨兄さんが立ち上がって探し始めたので「鍵かい? 後ろを滑って行ったよ」と声をかけてその方を見たが見当たらない。入れ墨兄さんは物置の下を覗き込み、もぞもぞすると「あった」と言って元の洗い場に戻った。

 銭湯や温泉施設は『入れ墨の方お断り』だが、実際には服からはみ出ていない限り入湯前に咎められることはない。銭湯のような番台のない温泉施設なら尚のことだ。四半世紀前の東京の銭湯でも「入れ墨おじさん」はいくらでも見かけた。なぜだか声を掛けられることも多く、大抵は「よお、兄ちゃん。石鹸貸してくれろ」だったので、「どうぞ」と気前良く貸してやったもんだ。そのまま持って行かれたことは1度もなく「ありがとよ」と返してくれた。

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 堅気だろうが入れ墨者であろうが、さっぱりする為にお風呂に来る訳で、暴れに来る人はいない。おしゃれタトゥーを彫りまくっている外人さんを排除するなどナンセンスだし、新しい時代には考え直さなければならないことも多くありそうだ。観光客だけでなく、移民を受け入れるんだからな。

 さよなら、平成。息苦しい時代だったぜ。令和はいろいろと寛容な時代になるよう願いたい。